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今回ご紹介するのは、新潟県を拠点に日常使いのプロダクトデザインを行う
『 F/style 』が手掛ける「 銅の片口 」です。
エフスタイルと聞くと、衣類や靴下、亀田縞の風呂敷やマットなどを
想起される方が多いかもしれませんが、実は銅など金属を用いたプロダクトも多く、
この「 銅の片口 」以外にもコースターや鍋といったテーブル/キッチン周りの
道具もいろいろと手掛けています。
使うほどにその色合いと表情が豊かに変化し、深みを増す銅は、金属の中でも
鉄、真鍮( 銅と亜鉛の合金 )と並ぶ個人的に特にお気に入りの素材なんです。
designed;エフスタイル / 五十嵐恵美 星野若菜
made by;イソダ器物(新潟県)
material;銅( 純銅黒銅仕上げ / 内側=錫メッキ仕上 )
description;
直火不可
※ 内側に使用している錫は金属としては融点が低い( 240度 )ため、
高温に晒すと融ける可能性があります。
酒器( 冷酒用 )として使うも良し、ミルクピッチャーとして使うも良し。
パンの脇にバターやジャムを添えたり、タレやお出汁を注ぐのに使ったり、
調理道具としてバターを湯煎するのに使い、お菓子を作るというのも良いですね。
私はもっぱら酒器として使っています。
キンッと冷やした日本酒を金属の器から注ぐのは、ガラスや土のものとは
ひと味違う緊張感があってなかなか乙なものです。
銅の素材感を損なわぬよう、表面( 黒銅仕上 )にはあえてクリアラッカー塗装を
施していません。黒銅仕上の製品は、使用していく内に必ず生まれる変化
( 酢や塩分、傷によって黒い部分が剥がれ地=銅の色が出る )があるのですが、
これをぜひ魅力、味わいとして楽しんでいただければ嬉しい限りです。
※ 錫メッキが取れて銅が露出した時は塗り直すなど、修理も可能です。
オンラインショップでもその旨ご案内していますが、今回ご紹介している
「 銅の片口 」はカートショッピングに対応しておりません。
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posted by;堀