2016年10月6日木曜日

re-arrival;い草飾り / F/style( 新潟県 )



< re-arrival >
前回 Sold Out 後しばらく欠品していた商品が、
先日再入荷しています。

先日のエントリー でも少し触れている通り、
新潟を拠点に活動する F/style( エフスタイル )から国産のい草を用いて
制作される「 い草飾り 」が再入荷しています。




■ い草飾り
designed;エフスタイル / 五十嵐恵美 星野若菜( 新潟県 )
made by;畳屋道場 株式会社( 山形県 )
material;い草( ※泥染 )、ワイヤー
※ 泥染;淡路島の粘土を溶かした泥水に漬けて仕上げており、
香りの元は、この土と草が元々持っているものが入り混じったものです。

online shop;F/style


;¥2,160 /(約)H.30xΦ.9





;¥3,780 /(約)H.40xΦ.18


hp / online shop アップ時にもご案内しましたが、
あらためてい草、そしてこの商品の特徴などをご紹介しておきたいと思います。

・い草は空気中の湿気を吸収/放出( 湿度60%を目安に変化 )しますが、
多湿な空間では空気中の水分を吸収しすぎて、カビが発生する場合があります。

・前述の通り「 泥染め( ※ ) 」を施しているため、束の底面に土のような
粉が出ます。気になる場合は、トレイなどを敷いてお使いください。

※ 泥染めについて;
い草を畳表固有の色合いに仕上げると同時に、耐久性を増すことで
繊維などへのダメージ軽減し長期保存を可能にするなど、欠かせない作業です。
本商品の泥染めには、淡路島で採れる粘土を溶かしたい泥を使っています。


あらためてご紹介するに当たりこの泥染めについて色々と調べみたところ、
この加工技術は江戸時代中期から始まったようで、熊本県で採取されるい草には、
長く淡路島で採れる淡路染土が用いられてきました。

この淡路染土は他の産地でも好んで使われているのですが、
それは淡青灰色の淡路染土が先述の畳表固有の色合いにい草を染めるのに
適している、というのが理由のひとつのようです。

この他にも淡黄褐色の九州染土や広島染土、また近年では高品質な
い草生産農家が好んで使用する備後染土と呼ばれるものもあるようです。


調べてみるといろいろと興味深い話がでてきたのですが、
つらつらと書いていると〆ようがなくなってきたので・・・強引にですが
今回はこの辺りで。

ご興味のある方は、ぜひご自身でも調べてみてください。


繰り返しのご案内ではありますが、今回ご紹介している「 い草飾り 」を含めた
F/style のプロダクトはカートショッピングに対応しておりません。

一手間ではありますが、通販をご希望の場合は各商品ページにある
「 お問合せ 」から、もしくは下記メール、tel/fax 宛てにお問合せください。
よろしくお願いいたします。

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posted by;堀