今春の倉敷クラフトフェアで出逢った箒が、
熊本県から届きました。
もともと金属加工を得意としているスタジオ。
その一環として薪ストーブの制作も行っているのですが、ストーブを使う際に・・・
「 4点セット=トング・スコップ・ポーカー・箒 」
・・・が必要となることから、アメリカの学校までその手法を学びに
渡ったことが、箒作りのそもそものきっかけだったとか。
以前から見知っていた、そして魅力を感じていたアメリカの箒を想起させたのは、
これがアメリカ式の編み方だからだったようです。
■ ミニウィング / カヤ ¥1,944
■ ウィング / キビ ¥3,780
■ 長柄 / キビ、クロモジ ¥5,400
■ 長柄 ウィング / キビ、クロモジ ¥7,560
■ スモールタイト / キビ ¥2,916
■ 長柄 巻き込み / キビ、クロモジ ¥7,560
■ ウィング / カヤ ¥4,104
■ ウィング / キビ ¥3,780
■ スモールタイト / キビ ¥2,916
■ ミニウィング / カヤ・キビ ¥1,944
■ キーボード用 / カヤ・キビ ¥864
■ おろし金用 / キビ ¥864
キビはややハード、カヤはソフトでブラシのような質感、といったところでしょうか。
同じウィングでも、素材が違うと質感などの印象がずいぶんと違います。
サイズ感のご参考に。
お分かりいただけると思います。
樹種はクロモジ、太さはほぼ同じで、全長は80cm前後です。
キビやカヤを素材として用いるのは、これらの箒が「 はく 」ことではなく
「 絡めとる 」ことに重点を置いているから。
ゴミや埃を絡めとるには、キビやカヤは最適な理想的な素材なのだとか。
汚れが目立つようであれば洗っていただくことも可能ですし、
開いてくるようであれば輪ゴムや新聞紙でくるんで整形することも可能です。
箒のメンテナンスなんてあまり聞きませんが、こうやってちょっと手を
かけてあげることで、より良い状態でより長くご愛用いただけるわけです。
使って良し、眺めて良しの優れた道具。
ご来店の折には、ぜひ手に取ってその感触をお試しください。
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posted by;堀