2015年10月8日木曜日

diary;がらくた市 / 東寺( 京都府 )



< diary >
先週末の日曜日、オープン前の時間を使って
東寺の「 がらくた市 」に早朝から行ってきました。

前回伺ったのは 8月

まとめ買いした漆器の木型が詰まったダンボール箱を汗だくで抱えながら、
「 いまからお出かけ 」という老若男女の皆さまと一緒に朝の満員電車に揺られ、
人でごった返す大阪駅を息を切らせながら店に戻ったあの日。

9月は直前までの過密日程からきた疲れのせいか、不覚にも起きることができず。

そのリベンジ、というわけではないのですが今回はきっちり5時に起床し、
店のオープン時間まに大阪へ戻るため滞在時間=2時間( =9時まで )という
時間制限付きでではあるのですが、 東寺( 京都 )の「 がらくた市 」を
堪能してきました。

外出しやすい季節の到来ということもあってでしょう。私が到着した7時ごろには
駐車場はほぼ満車で、会場となるエリアはすでに人でいっぱいでした。

電車では、どう足掻いてもこれぐらいの時間になってしまうのが悔しいばかり。



ここから先に出店者がずらりと並んでいます。


一歩一歩近づいていくに従い、気持ちが昂ぶってくるのが自分でも分かります。

ものずき、数寄者・・・などいろいろな言い方ができますが、
この場に集う方達の獲物を狙うような目や、己の趣向に正直に突き進む姿から
伝わってくるライブ感には、ある種の中毒性があるものです。


この日は私でも知っているモデルさんが、雑誌か何かの同行取材で
お買い物を楽しんでいらっしゃいました。( この画像は関係ありません )


こちらの出店者はかなり几帳面な方のようで、商品がきっちり整列していました。

私は( その向こうにある箱の中には何が入っているのかな? )と
ガサゴソと掘り出していくのを好むので、こうなるとあまり食指が伸びなく
なってしまいます。このバイアスは良くないといつも戒めているのですが、
なかなか治らず。困ったものです。


今回購入したものを見ていて再認識したのは、自分の関心領域である
「 民俗 」とも関連する、渋沢敬三氏 が提唱した「 民具 」と呼ばれる
民衆の日常生活で長く使われ続けた道具や器物に強く惹かれるということ。
( 参照リンク先はともに wikipedia )

現役を引退したこれら古い道具たちをどう見ていこうか、
これから色々と考えていきたいとあれこれと妄想し始めています。

もったいつけるようなものではないのですが、ご興味あればお見せしますので
ご来店の折にでもぜひお気軽にお声掛けください。

来月は 川西での営業日( =11月1日 )ですから、今回より早く出る予定です。
楽しい場なので、みなさんもぜひ脚を運んでみてください。
( 5時起きする必要はありませんよ )


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posted by;堀