取り扱い作品情報を、ホームページは更新、
オンラインショップには新規でアップしました。
今回改めてご紹介するのは、吹きガラススタジオ『 fresco 』が手がける
その名に花の名を冠すガラスの花器です。
冬に一度ご紹介している のですが、大阪、川西と場所を変えながら
その表情を観察していると作品がまとう空気や迫力に対して、写真があまりに
中途半端なことに苛立ちを覚え・・・ということで、ああ、ここだと
こんな風に見えて綺麗だな、というシチュエーションで撮り直してみました。
まだまだだとは思いつつも、少なくとも前回よりはその魅力を伝えられて
いるのではないかと思えるものが撮れたので、既アップ済みのホームページの
画像は差し替え、オンラインショップには新規でアップしました。
ということで、改めて作品のコンセプトを。
その名をギリシア語で「 美しい 」を意味する『 calla 』に由来するとも、
花びらに見える白く大きな仏炎苞が修道女の襟( =カラー )や
ワイシャツの襟に似ていることにちなむとも云われる、『 カラー 』という名の花を
モチーフに誕生したのがこのフラワーベース。
まるでそれだけで一個のオブジェであるかのような存在感があります。
designed/made;fresco
blueblack*brown(画像右)/ bluegray*brown / white*browngreen(画像左)
online shop;fresco
white*browngreen
本体部分の色は暗がりではモノトーンのように見えるのですが、
光を透過すると実はグラデーションがかかっていることが分かります。
当たる角度、見る角度、光の加減や種類、そして映り込む周囲の景色によっても
表情が大きく変わってきます。
開店前の店内でオープン準備をしている時に目に留まった、
うっすらと差し込む陽光の中で佇んでいる姿。
コウモリランの葉。まるで金属が錆びて、緑青が出ているよう。
こういう静かに浮かび上がっているような画が好きなので、
開店準備中に良い明かりが入ってくると( 何かあるはず )などと期待してしまい、
店内を眺めては良い画を探し始めてしまったりも。
作品や製品が見せてくれる美しく、そして静謐な空気をまとっている瞬間を、
これからも少しずつご紹介していければと思っています。
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posted by;堀