credenza が空間作りのディレクションをした、
納品事例のご紹介です。
■ プロジェクト概要
マンション内装コーディネート;
空間構成のディレクション、家具・建具のベースプラン作成
3LDK( 入居時にリノベーション済み )
家族構成;夫婦( 居住年数約10年 )
前回のエントリー =マンションの空間構成のアレンジについて、
設置・施工が進みまとまってきた初日の後半から二日目にかけての
様子のご紹介です。
関連エントリー;
works;納品事例 / 住空間のコーディネート - 1
>> interior, furniture works
NO WAVE と建築家・丸山寛文さん。
その様子をただ( 作業の様子って面白いなぁ・・・)と思いながら
傍観しているだけの、現場で役に立たないひと=わたし。
天板;コンクリート
本体;栗( 無垢材 )
制作プロセスの様子など、NO WAVE がブログで紹介しています。
レコードを収納できるようにすること。そこでこのレコードサイズを基準に、
リビング全体を再構成するプランを考えることにしました。
重ねて行く中で「 コンクリート 」や「 モルタル 」といった
素材、そしてそこから想起されるイメージが頻繁に出てきたから。
元々は「 躯体現し 」のような全体イメージとして出ていたのですが、
大掛かりな工事は条件的に難しく、ただだからと言って
このキーワードを放置して前に進めるわけにはいきません。
そこで思いついたのが、広い面積=天板で使うという選択肢です。
個人的にもコンクリートには興味があったので、どんなことができるのか、
今回いろいろな面でご協力いただいた建築家・丸山寛文さんの協力を得て、
NO WAVE が形にしてくれました。
そこに納まるたくさんのレコード。
室内、それも足元よりも少し高い位置にコンクリートがある、という
状況はちょっとした違和感、非日常感を暮らしの場にもたらしてくれます。
そんなことを想像しながら考えたプランがイメージ以上の形になって、
美しい姿を現してくれた時の嬉しさといったら。
天井にワイヤーを張り、そこから床まで届くカーテンを垂らすことで
柔らかいゆらぎ・動きのある壁を設けた、といったところでしょうか。
壁のような存在なのでモノとしての存在感が軽く、圧迫感も軽減され
視界の抜けも広く感じられます。
まとめる際はタッセルを使うもよし、ざっくりと縛ってしまうのもよし。
本体;合板
「 コンクリート天板の迫力に負けてしまうので、無垢材を使いましょう 」
という NO WAVE からの提案を受け前述のような仕様に変更。
向かい合うモノの質感、重量・重厚感などの対比バランスが上がり、
格段に素晴らしい形で収めてくれました。
box には座ることができるので、以前の環境( =ソファ )を
違う形式でですが倣うようにしています。座る環境を豊かにするために
クッションを並べてみたり、ベランダ側に寄せてみたり・・・と、
気軽に模様替えを楽しむこともできます。
■ 協力
家具・建具意匠調整・制作;NO WAVE( 兵庫県 )
テーブル天板;ハタノワタル( 京都府 )
解体・施行協力;丸山寛文建築設計事務所( 大阪府 )
金物意匠調整・制作;TUAREG( 大阪府 )
記録撮影;credenza
→ blog;家具 / furniture
→ online shop;家具 / furniture
→ blog;works / 納品事例
→ blog;商品 / items
→ hp;http://credenza.jp/
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tel;06-6940-0680
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posted by;堀