2018年8月5日日曜日

works;納品事例 / 住空間のコーディネート( 大阪府・K様 )




< works >
credenza が空間作りのディレクションをした、
納品事例のご紹介です。

■ プロジェクト概要
マンション内装コーディネート;
空間構成のディレクション、家具・建具のベースプラン作成
4LDK( 入居時にリノベーション済み )
家族構成;夫婦( 居住年数約10年 )

前回 、そして前々回に続きマンションの空間アレンジについて。
初日に修正が必要になった箇所を調整し、設置を完了した
二日目後の様子です。

全体のプランを考える上で中心的存在だった「 建具 」のこと。

関連エントリー;
works;納品事例 / 住空間のコーディネート - 1
works;納品事例 / 住空間のコーディネート - 2


>> interior, furniture works


ドア枠との微調整が必要となり、一旦工房に持ち帰って調整を加えた
建具の取付作業を行う NO WAVE の神原さん。

プロジェクトスタート時から、イメージ先行の話に我慢強く
付き合ってくれました。頭が上がりません。


■ 建具( ドア )
ウォルナット( 無垢材 )、ガラス、真鍮( ドアハンドル )
意匠調整・制作( 本体 );NO WAVE
意匠調整・制作( ドアハンドル );TUAREG

制作プロセスの様子など、NO WAVE がブログで紹介しています。
→ blog;NO WAVE


既存の建具は( 恐らく )フラッシュにスリガラスの窓を
はめ込んだもので白く塗装されており、ドアノブは既製品のステンレス製、
乱暴な言い方ですが数百戸擁するマンションとして
可もなく不可もないセレクト、といったものでした。

ご依頼主である Kさまはここにずっと不満をお持ちだったようで、
今回ご相談をいただくにあたりピックアップされた
” 手を入れて欲しい箇所 ” の中でも、この建具は特に優先順位の高かった
ことが印象に残っています。

その前提もあり、初回現調時に( ああ、なるほど )と私も完全同意。
帰宅して玄関を開け、廊下を抜けた先に見えるのが・・・、と。


スリガラスが入っているとはしていますが、透過する明かりで
リビングダイニングのオンオフは確認できても、視界の抜けなどなく、
閉鎖的で閉じた空間といった状態でした。


そこを変えたいという想いをKさまもお持ちだったことを
( 此れ幸い )と言わんばかりに、ずっと憧れてきた
ルドルフ・シンドラー( 米人建築家 )自邸の引き戸をイメージしながら
ベースとなる案を検討しました。

この建具、エントリーの順番が前後しますが空間イメージ作りが
ここからスタートしていることからも、今回のプロジェクトで、
特にプラン立案を担当した私にとってとても重要な存在でした。

シャンデリアは、Mischa Vos 氏( 蘭人 ) の「 Heavy Guy 」ですね。
私も黒を持っています。


室内から玄関を望み、
玄関から室内を望む。


建具という物理的な存在は変わらずそこに在りますが、
それはあくまでもこちら側と向こう側を意識させる「 区切り 」であり、
空間に奥行きや深さを感じさせるきっかけでもあります。

以前のそれのような、視界を遮断する遮蔽物ではありません。

この喜びをインスタグラムにもアップしたのですが、
あまり反応がなくてちょっと悲しかったことも書いておきます。


一番最後、ギリギリまで決めきれずに迷っていたドアハンドル。
高い頻度で触れるパーツなので、時間の経過によって表情が変化する
素材にしよう・・・ということで真鍮( 無塗装 )を選びました。

それを時間のない中できっちりと仕上げてくれた TUAREG と、
良い塩梅で収めてくれた NO WAVE にはただただ感謝するばかり。

設置当日、素手で触れた箇所にその痕跡を確認することができます。
8ヶ月経過しているわけですから、かなりの変化が出てきているはず。
どんな様子か、拝見しに伺いたいものです。


■ 協力
家具・建具意匠調整・制作;NO WAVE( 兵庫県 )
テーブル天板;ハタノワタル( 京都府 )
解体・施行協力;丸山寛文建築設計事務所( 大阪府 )
金物意匠調整・制作;TUAREG( 大阪府 )

記録撮影;credenza

関連するエントリー;
→ blog;家具 / furniture
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→ blog;works / 納品事例

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posted by;堀