2015年7月6日月曜日

HP / online shop updated;銅のコースター / F/style( 新潟県 )



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ホームページとオンラインショップに、取り扱いのある作品・製品の情報を
アップ・更新しました。

今回ご紹介するのは、新潟県を拠点に日常使いのプロダクトデザインを行う
『 F/style 』が手掛ける「 銅のコースター 」です。
以前入荷した分はご紹介する前に完売、という人気のシリーズです。

一枚の銅/真鍮板を「へら絞り」という昔ながらの技法を用いて立体成形する
コースターは、経年、そして使い込むことによって変化・熟成していく素材が
本来持っている魅力をお楽しみいただくため、コーティングして保護するような
クリアーラッカー塗装を施さず仕上げています。

そうやって仕上げることで、先日ご紹介した「 銅の片口 」然り、
毎日使い込むことで素材の質感や表情が変化・成長していく様を楽しめるような
道具を、F/style のおふたりはいつも用意してくれます。



銅のコースター
designed;エフスタイル / 五十嵐恵美 星野若菜
made by;イソダ器物(新潟県)
¥648 / H.0.3xΦ.7.4 cm
material;銅、黄銅( 真鍮 )
description;
お手入れ方法はそれぞれで異なります。各 ※ をご参照ください。

online shop;F/style( tableware )


銅( 素銅 )

※ 開封/使い始めからすぐ、水滴や指が触れた跡の脂に反応し変色が始まります。
水気の多い場所では緑青も発生するので、そのままお使いいただいても無害ですが、
気になる場合は「 酢 」と「 塩 」を混ぜ布に付けて磨いてください。
市販の金属磨きやクレンザーなどをお使いの場合は、用法を守ってご使用ください。



使い込むことによって、その輝きは徐々に古い十円銅貨のような
深い土色に変化していきます。左側は水滴が付いた状態をそのままにしておくなど、
手入れを殆どしないで使ってみました。



黄銅( 真鍮 )

※ 開封/使い始めからすぐ、空気に触れることで酸化/変色が始まります。
水気の多い場所では緑青も発生するので、そのままお使いいただいても無害ですが、
気になる場合は磨き布で磨いてください。また市販の金属磨きやクレンザーなどを
お使いの場合は、用法を守ってご使用ください。



真鍮は空気に触れ続けることで徐々に酸化し酸化銅(黒ずみ)という皮膜に覆われ、
古い五円玉硬貨のような、鈍い・渋い金色に変色していきます。

この画像の左側は、先にご紹介している銅( 素銅 )よりも更に荒く使ったもので、
水滴の付いたグラスをそのまま放置するなどしているので、輪染みのような
変化が表面に出ています。



黒銅( 純銅黒銅仕上げ )

※ 開封/使い始めからすぐ空気に触れることで酸化/変色が始まり、水気の多い
場所では緑青も発生します。気になる場合は、ご使用毎に乾いた布で拭いてください。
また素銅とは異なり、酢や塩、市販の金属磨きやクレンザーなどをお使いになると
次第に下地の銅色が出て来るので、お使いになることのないようご注意ください。



ご覧の通り、指が触れた跡=指紋が点々と残っています。
指で触れることで手の脂が付き、それが徐々に沈着し、レイヤーとなって重なる
ことで渋みの深い黒に変色していきます。



メンテナンス方法はそれぞれの仕上毎でご説明している通りですが、
この画像のように一枚一枚説明書きを添えてパッケージングされているので、
ご購入後もそちらをご参考いただけます。

ただ私としては、水気は拭き取っていただく方が良いとは思いますが、
指紋=手の脂などはそのまま気にせずに使いつづけていただき、変化を促し、
深みのある色が沈着していくのをお楽しみいただきたいところ。

ご自宅だけでなくぜひお店でも、こういった変化を是としてお使いください。


オンラインショップでもその旨ご案内していますが、今回ご紹介している
「 銅のコースター 」はカートショッピングに対応しておりません。

ご購入をご希望/ご検討の場合など、お手数かけますが下記宛にご連絡ください。

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posted by;堀