2015年7月23日木曜日

HP / online shop updated;Hanger Rack / tipura studio( 京都府 )



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ホームページとオンラインショップに、取り扱いのある作品・製品の情報を
アップ・更新しました。

今回ご紹介するのは、京都府を拠点に主に鉄を素材に様々な道具や作品を
制作している『 tipura studio 』が手掛ける、「 Hanger Rack 」です。

しばらく前に入荷していたものの、なかなか撮影するチャンスが訪れず。
時間を要してしまいましたが、やっときちんとご紹介することができます。

色々な角度から撮ってみたので、ズラッと並べてみたいと思います。



Hanger Rack
designed / made by;tipura studio( 京都府 )
¥36,000 / W.120or152(※)xD.52xH.155.5 cm
material;鉄
finish;蜜蝋ワックス

description;
ノックダウン可( 両側面の脚x2+バー=3つのパーツに分解可 )
バーは任意のポイントでマイナスネジで固定
( ※ )バーは 120 / 152cm のいずれかからお選びいただけます
納期;在庫がない場合は3週間~(取り寄せ商品)

online shop;tipura studio



フックも同じく tipura studio 謹製、そして 猿フック はコアなお客さまの間で
人気の高いお品。長い時間をかけて探し当てただけに、喜びも一入です。

もちろん付属品ではありませんので。あしからず。


バーと両側面の脚が交差するのは、このジョイント部分。
溶接跡も残しています。

脚のトップに中空のパーツが接がれているので、そこに一回り細いバーを通し、
上の画像にあるようにマイナスネジを締めて固定します。
バーの直径は 21mm なので、フックなどをご用意される場合はサイズに
合ったものをお選びください。意外と盲点になるポイントです。



このラックの大きな特徴がここ。

通常はこの両側面( 両足 )にある細いパーツ同士を意匠としても成り立つ方法
( 棚板を渡す、など )で固定することで、左右への揺れを抑制するものなのですが、
今回はそれを「 潔く 」外してしまいました。

そのおかげで足下がスッキリして、とても軽やかに。

ただ、この揺れを抑制するパーツを引いている分、左右から力が加わると
若干ですが揺れが生じることに。ただこれも、実際にお使い( =衣類などを吊って )
いただくことで バー → ラック に荷重が掛かり、徐々に安定していきます。



正面。


今回の撮影では F/style が手掛ける「 亀田縞 」の風呂敷を合わせていますが、
ハンガーラックだからといって衣に属するものしか吊ってはいけない、という
訳ではないですね。

プランツハンガーを吊ったり、吊り下げフックが着いているような照明を
下げても良いでしょうし、いろいろな使い方を自由な発想でぜひお試しください。
※ 鉄製なので水気にはご注意を。

credenza_CASA でも毎回展示しているので、そちらでもぜひご覧ください。
ちなみに7月の開催は今週末、25・26日 / 土・日 。台風が心配です・・・。


tipura studio の作品の何に惹かれるのか。

それは装飾を足して体裁をなんとなく・それっぽく整える、という
ごまかしをしない潔さだと思っています。
その好例が、credenza で一二を争う人気作品『 鉄板 』と『 鉄の脚 』。


鉄の丸棒を溶接した脚の上に、元々パン屋で使われていた鉄の板を載せる。
素っ気ないほどです( もちろん端々に細かい調整が入っています )が、
ここまで簡潔で無駄( な装飾 )を排除したものはなかなか見ることがありません。
その静謐な佇まいは美しくさえあります。

近日中にまとまった数が再入荷する予定ですが、その大半が既にご売約済みです。
また、鉄板の残数が少なくなっており、次回制作分で販売終了となる予定です。

それぞれご入用、またご購入をご検討の場合はぜひお早めにお声掛けください。


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posted by;堀